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子供の歩きスマホ対策のためにできることとは

2015/09/02


スマホの普及と共に、社会問題となってきている「歩きスマホ」。人混みの多い場所でスマホを見ながら歩いていると、人にぶつかって迷惑になるだけでなく、最近では重大な事故になるケースも発生しています。自分の子供が被害者や加害者にならないために、歩きスマホの対策についてよく知っておきましょう。ここでは、子供の歩きスマホ対策についてご説明します。

 

歩きスマホの危険性

歩きながらスマホを見ると、画面に夢中になってしまい、周りに注意がいかなくなるため、目隠しで歩いているのと同じくらい危険です。よくありがちな歩きスマホの危険な事例については、以下のようなものがあります。

 

◇衝突事故

歩きスマホの中で最も多い危険と言われているのが、操作中に人や物とぶつかる衝突事故です。リサーチバンクの2014年アンケート調査によると、歩きスマホをしていてぶつかった、あるいはぶつかりそうになったという経験を持つ人は全体の50%近くに達し、およそ2人に1人は、危険な目に遭ったという調査結果が出ています。これが自転車や車だったら大変な事故になることでしょう。

 

◇転倒事故

歩きながらスマホを使用すると、前方の注意力が落ち、状況判断ができなくなるので、ちょっとした地面の段差などにも対応できず、転倒してしまうことがあります。また、画面に顔を近づけるため、頭が前かがみになって姿勢が悪くなり、バランスが取れなくなって転倒しやすくなることも原因のひとつです。

 

◇落下事故

最近ではスマホ操作中に駅のホーム下に落下してしまったというニュースも話題になりました。このような大きな事故は自分だけでなく、周りにも大迷惑がかかることがあります。

 

◇交通事故

例えば「赤信号に気づかず横断歩道を渡ってしまった」。「いつの間にか歩道から車道を歩いていた」など、普段なら当たり前なことに気付けなくなる恐れがあります。その結果として車にはねられるといった、重大な事故が起こる可能性が高くなるでしょう。

 

◇痴漢やスリなどの犯罪に巻き込まれる

スマホに夢中になってしまうと、身の回りの出来事に気付くのが遅くなってしまうことがあります。そのため、人が近づいてくるのに気付かずに痴漢行為をされたり、操作に夢中になり、カバンやポケットから貴重品を盗まれたりなど、性犯罪や盗難に遭う危険性が高くなるのです。

 

子供の歩きスマホ対策

子供の歩きスマホが原因で、他人をケガさせたり、損害を与えたりしたとしても、責任は保護者がとらなければいけません。子供のうちから、歩きスマホの危険性をしっかり理解させることが大切です。

 

◇移動のときは子供のスマホを管理する

移動時には歩きながらスマホをしないというルールを作ることも大切ですが、守れないようならスマホを保護者が管理するというのもひとつの手です。例えば、歩いて移動するときは電源を切っておいたり、親がスマホを預かって子供に使用させないようにしたりして、強制的に使えないようにします。もちろん保護者が移動中に自分のスマホを使っていれば「親はなぜ使っても良いの?」と思われてしまいますから、しっかり親が見本になることが重要と言えます。

 

◇歩きスマホ防止アプリを導入する

最近では歩いている際のスマホの揺れを感知して、画面上に注意を促す表示をするなど、歩きスマホを警告したり、操作できないようにしたりできるアプリも登場しています。アプリによってはパスワードでロックして、安易にアプリが削除できないようにすることも可能ですので、見えないところでお子様に歩きスマホを防止させるには、このようなアプリも利用してみると良いでしょう。

 

歩きスマホはとても危険で、自分だけでなく周りに被害を及ぼす可能性もあります。子供に危険意識を持たせ、歩きスマホをしないように教育と規制をしっかり行うことが保護者の役目ではないでしょうか。