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子どもにスマホを持たせることは防犯になる?メリットとリスクについて解説

2024/02/21


子どもにスマホを持たせることは防犯になる?メリットとリスクについて解説


また、スマホを持たせるか検討するときに、災害時の連絡手段となるメリットも重要です。災害に乗じた犯罪に巻き込まれる可能性があります。


スマホを持たせることで犯罪を防げる、もしくは早期解決につながる可能性があります。一方で、犯罪に遭う可能性を高めてしまう場合もあるのです。この記事では、スマホを持たせる犯罪上のメリットを解説します。


1.子どもの年齢とともに犯罪に遭うリスクが変化する

子どもが犯罪に遭うリスクや、遭いやすい犯罪は学年が上がるにつれて変化します。低学年のうちは通学路やその付近で犯罪に遭うリスクが高いでしょう。


一方で、高学年になるにつれて行動範囲が広がり、遅くまで外出するようになります。そのため、親や近所の人の目が届かない場所で犯罪に遭うリスクが高いでしょう。


特に高学年になるとスマホの使用が増えるため、スマホの使用が要因の犯罪に遭うリスクも高まります。


1-1.小学校3〜4年

小学校1〜2年生は通学路や学童保育までの道のりが主な行動範囲です。小学校3〜4年生になると、友達の家や近所の公園など、子どもだけで行動する範囲が広がります。


大人の目の届かない場所に行くことで、連れ去られてしまうリスクがあります。ほかにも道に迷って迷子になってしまう、事故に遭ってしまう、などのリスクも考えられるでしょう。


また、地震などの災害に遭った場合、子どもだけで適切に対応することは困難です。


このように、事故や災害などで子どもがどうしていいかわからない状況になった時、より犯罪に巻き込まれてしまう可能性が高まります。


1-2.小学校高学年から中学生

小学校高学年から中学生になると、部活動や塾などに自分で通う子どもが増えます。低学年の頃よりも夜遅くまでの外出が増えるため、連れ去りのリスクが高まるでしょう。


また、まだまだ身体の力が弱いこの年頃は、かつあげに遭って金品を奪われる可能性もあります。


そして、電車やバスなどの公共交通機関で移動することも増えます。地震や台風などの災害によって交通網が止まってしまった場合、帰宅の仕方がわからなくなってしまう子もいます。


ほかにも、この時期は異性に興味を持ちはじめる年頃です。年上の異性から誘われて、性被害に遭う可能性も考えられます。ストーカーに遭う可能性もあるでしょう。スマホを介して性被害に遭う可能性もあります。


1-3.高校生

高校生になると塾や部活、アルバイトなど、中学生以上に遅くまで行動するようになります。深夜近くまで外出していることもあるでしょう。連れ去りだけでなく、かつあげにも注意しなければなりません。


まだまだ人から影響を受けやすい時期です。不良グループなどと関係を持てば、本人が犯罪に遭うだけでなく、犯罪に関与してしまう可能性もあります。


2.防犯のためにスマホを持たせるメリット

続いて防犯のためにスマホを持たせるメリットを解説します。災害時に困っているところを狙う犯罪者も想定されるため、災害時のメリットも合わせて解説します。


2-1.緊急時の連絡手段

緊急時の連絡手段として、子どもにスマホを持たせることを検討する保護者は多くいます。公衆電話が減少している昨今、スマホを持っていないと緊急時の連絡は困難です。


地震や台風などで交通網が止まり、帰宅できなくなった場合、スマホがあれば現在地を把握して帰宅する方法を考案することができます。また、宿泊先を確保することもできるでしょう。


部活や塾の帰りに電車で寝過ごして遠くまで行ってしまう可能性もあります。そのほか、大きな災害時にいち早く安否を確認することができます。


2-2.GPS

ほぼすべてのスマホに搭載されているGPS機能によって、災害や犯罪に遭った場合に子どもの現在地を知ることができます。


万が一連れ去りが合った場合、スマホは捨てられるかGPS機能をオフにされることが多いものの、最後にいた場所が事件解決の手がかりになります。


また、子どもの現在地がわからなくても、親が把握することで帰宅方法を考案できるでしょう。


なお、子どもの現在地を知るためには、アプリの導入や有料プランの契約などが必要です。


2-3.MAP

MAPもほぼすべてのスマホに搭載されている機能です。災害で交通網が止まった場合、MAPを使うことで、別の帰り道を検索することができます。親と連絡をとって待ち合わせすることも可能です。


3.防犯・防災のために欲しいスマホの機能

最後に防犯・防災のために欲しいスマホの機能5つを紹介します。

1.GPS

2.課金防止

3.サイトとアプリの制限

4.サイトとアプリの履歴

5.歩きスマホブロック


なお、紹介する機能の一部は、スマホフィルタリングアプリを導入しなければ使用できません。子どもの防犯・防災に力を入れたい方は、スマホフィルタリングアプリの導入を検討しましょう。


3-1.GPS

GPSは、ほぼすべてのスマホに標準搭載されている機能です。子どもの現在地や移動履歴を知るためには、フィルタリングアプリの導入や有料プランの契約が必要になります。


塾や部活動など、指定された場所に何時に出入りしているかまでわかると、さらに防犯に有効です。指定された場所に出入りした時に、親に通知するフィルタリングアプリがもっともおすすめです。


予定の時間なのに出入りがないなど、不審な動きにいち早く気づくことができます。


3-2.課金防止

課金防止対策も重要です。親のカード情報やアカウント情報を子どものスマホに保存しないようにしましょう。しかし、子ども自身がプリペイドカードなどを購入して、ゲームなどに課金することもできてしまいます。


親子で限度額などのルールを決めて、その中で行う分には問題ありません。しかし、親の目の届かないところで、高額を課金してしまう子どももいます。特にゲームは中毒性が高いため、子どもの自制心では我慢できない場合があります。


そこで、フィルタリングアプリを導入しましょう。課金をブロックすることができます。


3-3.サイトやアプリの制限

異性に興味を持つ思春期は、アダルトサイトや出会い系アプリなど、有害なサイト・アプリの制限が必要です。


アダルトサイトを視聴して、成長に有害なコンテンツを見たり、高額請求をされたりするなどのリスクがあります。また、出会い系アプリで騙されて金銭トラブルや性被害に遭うリスクも考えられます。


サイトやアプリの視聴を制限できる。フィルタリングアプリを導入しましょう。


3-4.サイトとアプリの履歴

サイトとアプリの利用履歴も重要です。フィルタリングアプリを導入することで、子どもがどんなサイトやアプリを利用していたのか、親のスマホで確認できます。


有害なサイトやアプリを見ていないか確認することで、早い段階で指導できます。


3-5.歩きスマホブロック

歩きスマホブロックとは、歩行中にスマホが使えなくなる機能です。歩きスマホによる交通事故を防ぐために重要な機能です。


4.防犯・防災のために欲しいスマホの機能

スマホは使い方によって、犯罪を誘発することも、犯罪防止にもなります。スマホを持たせる時は、正しい使い方を十分に指導しましょう。しかし、子どもの判断力や自制心では、必ず正しい使い方ができるとは限りません。


そのため、子どものうちは親が管理する必要があります。子どもを犯罪から守るためにも、スマホフィルタリングアプリを導入しましょう。


スマホフィルタリングアプリは、先ほど解説した5つの機能を満たした「スマモリ」がおすすめです。ぜひ導入して、子どもを犯罪や防災のリスクから守りましょう。


参考:ユニバーサルサービスとしての公衆電話の見直し ー 総務省

参考:いざというときのお守りに。子どもにスマホを持たせる防犯上のメリット ー ソフトバンクニュース




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