「うちの子ども、他の子に比べてよく顔をケガしてる……」
「子どもが頻繁に『疲れた』って言うけど、何かの病気?」
そんな心配を抱えてはいませんか?
確かに、インターネットが普及してデジタルデバイスが身近にある近年では、子どもが体を動かして遊ぶ機会は減少しています。
その結果、運動器が衰える「ロコモ」が、子どもに見られるようになったのです。
そこでこの記事では、子どもロコモのチェックポイントと改善法について、詳しく解説します。
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目次
1. 子どもロコモとは
1-1. ロコモは運動器の衰えで起きる
1-2. ロコモの症状
2. 子どもロコモのチェック
2-1. 6項目の子どもロコモチェック
2-2. 子どもの40%にロコモの疑い
3. 子どもロコモを親子で改善しましょう!
3-1. より姿勢を身につける
3-2. 肩甲骨と股関節を向上させ体操
3-3. スマホ制限アプリの導入
まとめ
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1.子どもロコモとは
近年、問題視されている「子どもロコモ」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
1-1. ロコモは運動器の衰えで起きる
ロコモとは、正式には「ロコモティブ・シンドローム」と呼ばれるものです。
年齢とともに骨や関節、筋肉などが衰え、立ったり歩いたりという人が移動するための能力が不足するという、本来は高齢者の症状となります。
ところが近年では、小さなころからスマホやゲームに多く触れ、体を使って遊ぶ機会が減った子どものロコモが増え、問題視されています。
1-2. ロコモの症状
子どもロコモの具体的な症状は、次の通りです。
・姿勢が悪い(猫背・アゴ出し・腹突き出しなど)
・疲れやすい
・骨折しやすい
・ころんだ際に手でかばえず、顔にケガを負ってしまう
・しゃがめず、和式トイレが使えない
・雑巾がけの際、腕で体を支えられない
実際に、日本整形外科学会が2017年に小学生を対象に行った調査によると、76%の子どもが「疲れを感じる」と答えました。
また、独立行政法人日本スポーツ振興センターの統計では、子どもの骨折が過去40年間で2倍以上に増えていることが分かったのです。
2. 子どもロコモのチェックポイント
ここからは、子どもがロコモになっていないかをチェックする方法について、見ていきましょう。
チェック項目は次の5つがあり、どれか1つでもできないものがあれば、子どもロコモだと判断されます。
2-1. 6項目の子どもロコモチェック
1)体のバランス
両手を左右垂直にまっすぐ広げて片足で立ち、フラフラせずに5秒以上できるか。
2)下半身の柔軟性
足の裏を完全に地面に付けながらしゃがんだ際に、後ろに倒れないか。
3)上半身の柔軟性
立ち姿勢で、両手を真上にまっすぐ垂直に伸ばせるか。
4)肩甲骨と股関節の柔軟性
ヒザの後ろを伸ばしたまま前屈して、指先が楽に床まで届くか。
5)上半身の動き
両手をグーにしてひじを引いた姿勢から、パーにしながら前方に突き出す動作をする際に、腕や指先、手首がスムーズに動かせるか。
2-2. 子どもの40%にロコモの疑い
上記の6つの項目で、引っかかってしまったものはありませんでしたか?
平成22年〜25年、埼玉県医師会が県内の幼稚園から中学生までの1,300人余りにこのチェックを行ったところ、1つでもできないものがあった子どもが、なんと40%以上にもなりました。
つまり、3人に1人にロコモが疑われるという、驚くべき結果となったのです。
3. 子どもロコモを親子で改善しましょう!
前述の子どもロコモチェックで、1つでもできないものが合った場合は、ぜひ改善していきましょう。
子どもロコモには、次の3つの改善法が有効です。
3-1. よい姿勢を身につける
1つ目は、よい姿勢を身につけることです。
立っている時は、肩の力を抜いてアゴとお腹を引きましょう。
かかとやお尻、背中、頭の後ろが全て一直線上に並び、きれいな姿勢となります。
座る際に猫背になりがちな子どもは、腰を後ろからそっと押してあげましょう。
すると、スネと太もも、そして太ももと背骨がそれぞれ直角となり、きれいな姿勢で座れるようになります。
3-2. 肩甲骨と股関節を向上させる体操
2つ目は、肩甲骨と股関節の柔軟性を向上させることです。
次に紹介する「子どもロコモ体操」で、肩甲骨と股関節を動かしましょう。
1)深呼吸(5セット)
両手を頭の後ろに組み、肩甲骨を閉じながら息を吸って開きながら息を吐く。
2)伸び+前屈(5セット)
両手を真上にまっすぐ上げて肩甲骨を押し上げ、つま先立ちで伸びをする。
その姿勢から、ヒザの後ろを伸ばしたまま上半身を前に倒し、両手を左右にだらんと下げる。
この2つの体操をゆっくりと正確に、毎日それぞれ5セットずつ実施しましょう。
3-3. スマホ制限アプリの導入
3つ目の対策は、スマホの利用を制限するアプリを導入することです。
スマホの使う際は、首を前に曲げながら猫背という姿勢を長時間取ってしまいがちです。
また、スクリーンタイムが多くなると、体を使って遊ぶ時間が減ってしまいます。
スマホ制限アプリを導入すれば、親の手元で子どものスクリーンタイムを把握・制御できるようになるため、子どもロコモになる要素を減らせます。
まとめ
今回は、子どもロコモのチェックポイントと改善法について解説しました。
上記2つの対策にスマホ制限アプリをプラスして、子どもの成長をサポートしましょう。
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「うちの子ども、他の子に比べてよく顔をケガしてる……」
「子どもが頻繁に『疲れた』って言うけど、何かの病気?」
そんな心配を抱えてはいませんか?
確かに、インターネットが普及してデジタルデバイスが身近にある近年では、子どもが体を動かして遊ぶ機会は減少しています。
その結果、運動器が衰える「ロコモ」が、子どもに見られるようになったのです。
そこでこの記事では、子どもロコモのチェックポイントと改善法について、詳しく解説します。
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目次
1. 子どもロコモとは
1-1. ロコモは運動器の衰えで起きる
1-2. ロコモの症状
2. 子どもロコモのチェック
2-1. 6項目の子どもロコモチェック
2-2. 子どもの40%にロコモの疑い
3. 子どもロコモを親子で改善しましょう!
3-1. より姿勢を身につける
3-2. 肩甲骨と股関節を向上させ体操
3-3. スマホ制限アプリの導入
まとめ
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1.子どもロコモとは
近年、問題視されている「子どもロコモ」とは、一体どのようなものなのでしょうか。
1-1. ロコモは運動器の衰えで起きる
ロコモとは、正式には「ロコモティブ・シンドローム」と呼ばれるものです。
年齢とともに骨や関節、筋肉などが衰え、立ったり歩いたりという人が移動するための能力が不足するという、本来は高齢者の症状となります。
ところが近年では、小さなころからスマホやゲームに多く触れ、体を使って遊ぶ機会が減った子どものロコモが増え、問題視されています。
1-2. ロコモの症状
子どもロコモの具体的な症状は、次の通りです。
・姿勢が悪い(猫背・アゴ出し・腹突き出しなど)
・疲れやすい
・骨折しやすい
・ころんだ際に手でかばえず、顔にケガを負ってしまう
・しゃがめず、和式トイレが使えない
・雑巾がけの際、腕で体を支えられない
実際に、日本整形外科学会が2017年に小学生を対象に行った調査によると、76%の子どもが「疲れを感じる」と答えました。
また、独立行政法人日本スポーツ振興センターの統計では、子どもの骨折が過去40年間で2倍以上に増えていることが分かったのです。
2. 子どもロコモのチェックポイント
ここからは、子どもがロコモになっていないかをチェックする方法について、見ていきましょう。
チェック項目は次の5つがあり、どれか1つでもできないものがあれば、子どもロコモだと判断されます。
2-1. 6項目の子どもロコモチェック
1)体のバランス
両手を左右垂直にまっすぐ広げて片足で立ち、フラフラせずに5秒以上できるか。
2)下半身の柔軟性
足の裏を完全に地面に付けながらしゃがんだ際に、後ろに倒れないか。
3)上半身の柔軟性
立ち姿勢で、両手を真上にまっすぐ垂直に伸ばせるか。
4)肩甲骨と股関節の柔軟性
ヒザの後ろを伸ばしたまま前屈して、指先が楽に床まで届くか。
5)上半身の動き
両手をグーにしてひじを引いた姿勢から、パーにしながら前方に突き出す動作をする際に、腕や指先、手首がスムーズに動かせるか。
2-2. 子どもの40%にロコモの疑い
上記の6つの項目で、引っかかってしまったものはありませんでしたか?
平成22年〜25年、埼玉県医師会が県内の幼稚園から中学生までの1,300人余りにこのチェックを行ったところ、1つでもできないものがあった子どもが、なんと40%以上にもなりました。
つまり、3人に1人にロコモが疑われるという、驚くべき結果となったのです。
3. 子どもロコモを親子で改善しましょう!
前述の子どもロコモチェックで、1つでもできないものが合った場合は、ぜひ改善していきましょう。
子どもロコモには、次の3つの改善法が有効です。
3-1. よい姿勢を身につける
1つ目は、よい姿勢を身につけることです。
立っている時は、肩の力を抜いてアゴとお腹を引きましょう。
かかとやお尻、背中、頭の後ろが全て一直線上に並び、きれいな姿勢となります。
座る際に猫背になりがちな子どもは、腰を後ろからそっと押してあげましょう。
すると、スネと太もも、そして太ももと背骨がそれぞれ直角となり、きれいな姿勢で座れるようになります。
3-2. 肩甲骨と股関節を向上させる体操
2つ目は、肩甲骨と股関節の柔軟性を向上させることです。
次に紹介する「子どもロコモ体操」で、肩甲骨と股関節を動かしましょう。
1)深呼吸(5セット)
両手を頭の後ろに組み、肩甲骨を閉じながら息を吸って開きながら息を吐く。
2)伸び+前屈(5セット)
両手を真上にまっすぐ上げて肩甲骨を押し上げ、つま先立ちで伸びをする。
その姿勢から、ヒザの後ろを伸ばしたまま上半身を前に倒し、両手を左右にだらんと下げる。
この2つの体操をゆっくりと正確に、毎日それぞれ5セットずつ実施しましょう。
3-3. スマホ制限アプリの導入
3つ目の対策は、スマホの利用を制限するアプリを導入することです。
スマホの使う際は、首を前に曲げながら猫背という姿勢を長時間取ってしまいがちです。
また、スクリーンタイムが多くなると、体を使って遊ぶ時間が減ってしまいます。
スマホ制限アプリを導入すれば、親の手元で子どものスクリーンタイムを把握・制御できるようになるため、子どもロコモになる要素を減らせます。
まとめ
今回は、子どもロコモのチェックポイントと改善法について解説しました。
上記2つの対策にスマホ制限アプリをプラスして、子どもの成長をサポートしましょう。
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