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えっ!そんなところにも悪影響が?子どもの体力低下はスマホが原因?

2020/01/06


スポーツ庁の調査により、小学生と中学生の体力や運動能力が昨年より低下していることがわかりました。この調査は平成20年度から全国の小学5年生と中学2年生を対象に8つの運動項目とともに生活習慣や運動能力を調べるもので、今年度は約215万人が対象となりました。それぞれの項目で全国の平均値が昨年に比べて低くなっており、特に小学生の男子では、過去最低の記録でした。

 

<出典:NHK NEWS WEBページ>

 

昔と比べて、子供が外で体を動かす機会が少なくなってきています。外で遊ぶ代わりに、友達とスマホでゲームやSNSをしながら遊ぶことが多いのです。運動不足の子供が増えてしまった理由は、空き地が減ってしまい遊ぶスペースが少なくなった、子供自体が減り近所に遊び相手がいないなどがありますが、何よりもスマホの普及が一番の原因でしょう。たとえ公園などに行っても、ゲームに夢中で走り回らない子供もいます。

 

では、運動不足を解消するためにどうしたらよいのでしょうか?子供の生活習慣を急に大きく変えることは難しいので、以下のように最初はちょっとしたことから徐々に運動を習慣づけるようにしたほうが良いでしょう。

◇ 公園など遊び場に連れていく

◇ 散歩に行く

◇ 体を動かす習慣をつける

 

まず、家族がみんなで外出できる休日などに公園に連れて行ってみましょう。天気が良くない場合は、室内の遊び場もたくさんあります。(詳細はこちら)子供だけでなく親の運動不足も解消され、気分転換にもなると思います。

時間があまりないときは、近所を散歩するだけでも効果的です。一緒に散歩をしながら、子供と会話をしてみてはいかがでしょうか。またアプリなどで歩数をカウントしてくれる機能を使うと、一日の運動量を確認することができます。

子供に無理に運動を薦めるのではなく、遊びを通して体を動かすようにしましょう。本人が楽しいと思えれば長続きするはずです。些細なことですが、親子で一緒に始めてみると、運動不足も少しずつ解消されるでしょう。