SNS・ネット犯罪から子どもを守る「こ・し・あ・ん」とは?スマホを持たせたら伝えたい4つのこと
スマホの普及とともに、子どもを標的にした重大な犯罪が後を立ちません。
子どもをネット犯罪から守るために、親はどんなことを伝えなければならないのでしょうか。
そこでこの記事では、SNSやインターネットの犯罪から子どもを守る4つのお約束について、詳しく解説します。
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1.ネット犯罪による子どもの被害は増加傾向
2.子どもに伝えたい「こ・し・あ・ん」とは
2-1. 「こ」個人情報を伝えない
2-2. 「し」写真を送らない
2-3. 「あ」会わない
2-4. 「ん」大人に相談する
まとめ
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1.ネット犯罪による子どもの被害は増加傾向
警視庁の調査によると、2020年(令和2年)にSNS関係の犯罪被害を受けた18歳未満の子どもは、1,819人にのぼることが分かりました。
過去5年間で約5%増加しており、このうち中高生が9割を占めています。
被害の内容を見ても、児童ポルノや児童買春、そして略取誘拐と重大な犯罪が目立ちます。
さらにこの調査では、被害に遭った子どもの8割以上が、スマホのフィルタリングを利用していなかったことも判明しました。
このような犯罪に巻き込まれないためには、子どものスマホにフィルタリングソフトを導入するなどの対策が必要不可欠だということは、もはや言うまでもありません。
しかしもっと基本的で、子どもにルールとして伝えなければならない大事な要素があります。
それを端的に表した標語が、今回紹介する「こ・し・あ・ん」なのです。
2.子どもに伝えたい「こ・し・あ・ん」とは
子どもと一緒にスマホ利用のルールを作る際、ぜひ伝えて欲しいものが「こ・し・あ・ん」です。
1つ1つの要素を、詳しく見ていきましょう。
2-1. 「こ」個人情報を伝えない
1つ目の「こ」は、自分の個人情報を伝えないということです。
ネットやSNSで個人を特定できる情報を伝えてしまうと、自宅や学校に待ち伏せされるなどして誘拐や性犯罪につながってしまうため、たいへん危険です。
個人情報としては本名をはじめ、住所や学校名、年齢、最寄りの駅、よく立ち寄る場所などが挙げられます。
つまり、子どもに関する情報すべてが個人情報だと思っても、なんら差し支えないでしょう。
2-2. 「し」写真を送らない
2つ目の「し」は、写真を送らないということです。
ネットやSNSで知り合った相手に写真を送る行為も、個人情報と同じようにとても危険です。
例えば、写真に写り込んだ背景から子どもの生活範囲が特定されてしまい、後をつけられるようになったという事例があります。
写真自体も簡単にコピーができるため、送った相手に「写真をばらまくぞ」などと脅しの材料にされてしまうこともあるのです。
2-3. 「あ」会わない
3つ目の「あ」は、知らない人に会わないということです。
「知らない人にはついていかない」とは、古くからある子どもへの教えです。
しかし「欲しい物をあげよう」「悩みの相談に乗るよ」などと言葉巧みに誘い出された結果、少しならいいだろうと会ってしまい、性犯罪に遭ってしまう子どもは少なくありません。
普段のコミュニケーションでよく知っているつもりでも、ネット上では相手を直接チェックできませんし、写真やテキストで表現される情報が真実とは限らないのです。
気軽に会うことで、心や体に深い傷を負うだけではなく、命を奪われるような事件に巻き込まれてしまうケースもあります。
2-4. 「ん」大人に相談する
最後の「ん」は、何かあったらすぐ大人に相談するということです。
ネット犯罪に遭ってしまっても、子どもはなかなか親や先生に相談できません。
したがって、常日頃から子どもが相談しやすいような雰囲気をつくる必要があります。
しかし、どんなにいい関係を築いていたとしても相談できないと感じる子どももいますので、それとなく公的な相談窓口を教えておくのもひとつの手です。
窓口としては、各都道府県警察の「サイバー犯罪相談窓口」や、文部科学省が設置する「子どものSOSの相談窓口」、そして各都道府県の「子どもの相談窓口」などがあります。
まとめ
今回は、SNSやインターネットの犯罪から子どもを守る、4つのお約束について解説しました。
子どもを狙ったネット犯罪は、年々増加傾向にあります。
大切な子どもが性犯罪や略取誘拐などの被害に遭わないためにも、スマホを持たせる際には今回紹介した「こ・し・あ・ん」を伝えましょう。
もちろん、合わせてスマホにフィルタリングを施すことも忘れてはいけません。
基本的なルールと合わせて、フィルタリング機能を備えた「スマホ管理アプリ」の導入も検討しましょう。
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SNS・ネット犯罪から子どもを守る「こ・し・あ・ん」とは?スマホを持たせたら伝えたい4つのこと
スマホの普及とともに、子どもを標的にした重大な犯罪が後を立ちません。
子どもをネット犯罪から守るために、親はどんなことを伝えなければならないのでしょうか。
そこでこの記事では、SNSやインターネットの犯罪から子どもを守る4つのお約束について、詳しく解説します。
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1.ネット犯罪による子どもの被害は増加傾向
2.子どもに伝えたい「こ・し・あ・ん」とは
2-1. 「こ」個人情報を伝えない
2-2. 「し」写真を送らない
2-3. 「あ」会わない
2-4. 「ん」大人に相談する
まとめ
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1.ネット犯罪による子どもの被害は増加傾向
警視庁の調査によると、2020年(令和2年)にSNS関係の犯罪被害を受けた18歳未満の子どもは、1,819人にのぼることが分かりました。
過去5年間で約5%増加しており、このうち中高生が9割を占めています。
被害の内容を見ても、児童ポルノや児童買春、そして略取誘拐と重大な犯罪が目立ちます。
さらにこの調査では、被害に遭った子どもの8割以上が、スマホのフィルタリングを利用していなかったことも判明しました。
このような犯罪に巻き込まれないためには、子どものスマホにフィルタリングソフトを導入するなどの対策が必要不可欠だということは、もはや言うまでもありません。
しかしもっと基本的で、子どもにルールとして伝えなければならない大事な要素があります。
それを端的に表した標語が、今回紹介する「こ・し・あ・ん」なのです。
2.子どもに伝えたい「こ・し・あ・ん」とは
子どもと一緒にスマホ利用のルールを作る際、ぜひ伝えて欲しいものが「こ・し・あ・ん」です。
1つ1つの要素を、詳しく見ていきましょう。
2-1. 「こ」個人情報を伝えない
1つ目の「こ」は、自分の個人情報を伝えないということです。
ネットやSNSで個人を特定できる情報を伝えてしまうと、自宅や学校に待ち伏せされるなどして誘拐や性犯罪につながってしまうため、たいへん危険です。
個人情報としては本名をはじめ、住所や学校名、年齢、最寄りの駅、よく立ち寄る場所などが挙げられます。
つまり、子どもに関する情報すべてが個人情報だと思っても、なんら差し支えないでしょう。
2-2. 「し」写真を送らない
2つ目の「し」は、写真を送らないということです。
ネットやSNSで知り合った相手に写真を送る行為も、個人情報と同じようにとても危険です。
例えば、写真に写り込んだ背景から子どもの生活範囲が特定されてしまい、後をつけられるようになったという事例があります。
写真自体も簡単にコピーができるため、送った相手に「写真をばらまくぞ」などと脅しの材料にされてしまうこともあるのです。
2-3. 「あ」会わない
3つ目の「あ」は、知らない人に会わないということです。
「知らない人にはついていかない」とは、古くからある子どもへの教えです。
しかし「欲しい物をあげよう」「悩みの相談に乗るよ」などと言葉巧みに誘い出された結果、少しならいいだろうと会ってしまい、性犯罪に遭ってしまう子どもは少なくありません。
普段のコミュニケーションでよく知っているつもりでも、ネット上では相手を直接チェックできませんし、写真やテキストで表現される情報が真実とは限らないのです。
気軽に会うことで、心や体に深い傷を負うだけではなく、命を奪われるような事件に巻き込まれてしまうケースもあります。
2-4. 「ん」大人に相談する
最後の「ん」は、何かあったらすぐ大人に相談するということです。
ネット犯罪に遭ってしまっても、子どもはなかなか親や先生に相談できません。
したがって、常日頃から子どもが相談しやすいような雰囲気をつくる必要があります。
しかし、どんなにいい関係を築いていたとしても相談できないと感じる子どももいますので、それとなく公的な相談窓口を教えておくのもひとつの手です。
窓口としては、各都道府県警察の「サイバー犯罪相談窓口」や、文部科学省が設置する「子どものSOSの相談窓口」、そして各都道府県の「子どもの相談窓口」などがあります。
まとめ
今回は、SNSやインターネットの犯罪から子どもを守る、4つのお約束について解説しました。
子どもを狙ったネット犯罪は、年々増加傾向にあります。
大切な子どもが性犯罪や略取誘拐などの被害に遭わないためにも、スマホを持たせる際には今回紹介した「こ・し・あ・ん」を伝えましょう。
もちろん、合わせてスマホにフィルタリングを施すことも忘れてはいけません。
基本的なルールと合わせて、フィルタリング機能を備えた「スマホ管理アプリ」の導入も検討しましょう。
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