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YouTubeは子どもに悪影響?メリットとデメリットを解説

2024/05/14


スマホやタブレットが普及した現代では、YouTubeは子どもに欠かせない娯楽となっています。


しかし、YouTubeが子どもに悪影響を与えないか心配な保護者も多いでしょう。 


そこで今回は、YouTubeが子どもに与える影響やメリット・デメリット、安全に使うための対策について解説します。 


1.YouTubeは子どもに悪影響?

子どもが動画を視聴している間、親も家事に集中できたり、ゆっくりできたり、YouTubeは子育ての味方ともいえます。 しかし、YouTubeを子どもに見せるのは良くないという風潮もあり、動画を見せることに罪悪感を覚える人もいるでしょう。


確かに、YouTubeの動画の中には子どもにとっては不適切と思われる刺激的なコンテンツも含まれます。加えて、長時間の視聴による視力への影響も懸念されています。


一方で、教育系のコンテンツも多数あり、本を読むのが苦手な子どもでも動画なら楽しく学べるなど、利点も多数あります。そのため、一概にYouTubeが悪影響とは限りません。使い方次第で、メリットとデメリット両方があるといえます。


そこで次章からは、YouTubeのメリット・デメリットについて解説します。


2.YouTubeのメリット

YouTubeを視聴することによって期待できる代表的なメリットを3つ挙げます。


①好奇心を刺激

②学びにつながる

③流行がわかる


詳しく解説します。


2-1.好奇心を刺激

YouTubeでは、子どもの好奇心を刺激する多種多様なコンテンツが配信されています。

ダンス動画や身近な材料を使った実験や工作など、子どもの興味・関心を引き出す動画が数多くあります。

YouTubeの動画をきっかけにダンスを習い始めたり、工作をしてみたり、実際の行動のきっかけになることもあります。


2-2.学びにつながる

YouTubeには、未就学児向けの知育動画や小学生向けの勉強の解説動画など、教育系コンテンツも多数あります。歌で自然に英語を学べる動画や、実際に物を動かしながら足し算を説明する動画など、動画の利点を活かしてわかりやすく学べるのが特徴です。


また、子どもに人気のキャラクターや人気芸人が登場することで、学習に興味のない子どもでも楽しみながら学ぶことができます。


上記のような教育系コンテンツを視聴することにより、学習力向上の期待ができます。


2-3.流行がわかる

YouTubeを視聴することにより、流行の曲やダンス、タレント、ギャグなどの情報がわかります。


近年は、未就学児や小学生の大半がYouTubeを視聴しています。流行を知ることで友達と共通の話題で盛り上がったり、同じ歌を歌ったり、コミュニケーションが取りやすくなります。


3.YouTubeのデメリット

YouTubeを視聴することによって懸念される代表的なデメリットを3つ挙げます。


①視力への影響

②不適切な動画

③コミュニケーション不足


詳しく解説します。


3-1.視力への影響

子どもがYouTubeを長時間視聴していると、心配になるのが視力の低下です。


文部科学省の「令和3年度児童生徒の近視実態調査」によると、この30年間で裸眼視力0.3未満の小学生の数が約3倍に増加しています。


同調査の報告書では、低年齢の子どもほど環境によって近視が発症するリスクが高いとのことです。また、10歳以下で近視を発症した場合は強度の近視になる可能性が高いとされています。

(参考文献:文部科学省|令和3年度児童生徒の近視実態調査


子どもがスマホの画面で長時間YouTubeを視聴している場合は、目と画面との距離を離したり、時間制限を設けたり、対策をすることが大切です。


3-2.不適切な動画

YouTubeのコンテンツの中には、暴力的なものや性的な描写があるものなど、子どもにとって不適切な動画も数多くあります。


また、昨今ではエルサゲートの悪影響も懸念されています。エルサゲートとは、子ども向け動画を装いながら、暴力や性的な描写などの不適切な表現を含む動画のことです。


子どもは動画からの影響を受けやすいため、保護者がフィルタリングや不適切動画のブロックなどをおこなうことが重要です。


3-3.コミュニケーション不足

家族と会話したり、出かけたり、友達と外で遊んだりすることは子どものコミュニケーション能力を育むために大切です。しかし、放課後や休日にずっとYouTubeを視聴していると、家族や友達とのコミュニケーション不足になりやすくなります。


その結果、リアルな人間関係が苦手になり、更にネットに依存するという悪循環に陥る可能性があります。


コミュニケーション不足を防ぐには、YouTubeを視聴する時間帯や制限時間などを家族間で話し合いルールを決めておくのがよいでしょう。


4.対策をして安全・快適な動画視聴を

YouTubeは、適切な対策をすることで子どもでも安全・快適に使用できます。子どもが安心してYouTubeを使うためのおすすめの対策を2つご紹介します。


①YouTubeキッズ

②スマモリTV


詳しく解説します。


4-1.YouTubeキッズ

YouTubeキッズは、子どもが安全・快適にYouTubeを視聴するための無料のYouTube公式アプリです。

主な機能は、年齢に合わせたフィルタリング機能・タイマー設定・不適切な動画のブロックや報告・視聴履歴の確認などです。


タイマーとコンテンツ管理以外の機能を利用するにはログインが必要です。タイマー設定は1分〜60分の間で1分単位の設定ができるため、制限時間を細かく設定したい人におすすめです。


4-2.スマモリTV

スマモリTVもYouTubeキッズと同じく、子どもがYouTubeを安全・快適に視聴するための無料アプリです。

ログインが不要で、タイマー設定などの機能も4桁の暗証番号を入力するだけで気軽に使えます。


主な機能は、年齢に合わせたフィルタリング機能・タイマー機能・動画視聴履歴の確認・動画チャンネルのブロック・グループ追加機能です。YouTubeキッズのタイマー設定は最長1時間までなのに対し、スマモリTVでは、タイマー機能を30分・1時間・3時間の中から選べます。


また、保護者用のスマホ使用管理アプリ「スマモリ」との連動も可能です(有料プラン)。

有料プランでスマモリTVとスマモリを連動させることで、YouTubeだけでなく他のアプリやサイトの制限をできるようになります。(Android、iOSによって利用できる機能が異なります)


YouTubeキッズで制限時間を設定しても、Instagramやティックトックなど他のアプリを視聴する場合があります。そのため、スマモリなどのスマホ使用管理アプリでYouTubeだけでなくスマホ全体を管理するのがおすすめです。


また、スマモリと連動させることでスマホの合計使用時間やインストール履歴、使用アプリやアクセスしたサイトなどの確認もできます。


YouTubeキッズの時間制限では足りない場合や、子どもがYouTube以外のアプリも使用する場合には、スマモリTVがおすすめです。


まとめ

YouTubeは、何も対策をせずに子どもに視聴させる場合は悪影響を与える可能性があります。しかし、フィルタリングや時間制限など、適切な対策を施した上で使用すれば安心して使用することができます。


YouTubeは、上手に使えば子どもにとっても親にとってもメリットがたくさんあるので、きちんと対策をして安全・快適に視聴しましょう。


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