初!WHOが子供のスマホ使用時間に関したガイドラインを発表

smamori

2019-05-22 7:40 AM

2019-05-22 7:40 AM

世界保健機関(WHO)は4月24日に子供の過度なスマートフォンの使用を警告し、これに関したガイドラインを提示しました。

https://www.who.int/news-room/detail/24-04-2019-to-grow-up-healthy-children-need-to-sit-less-and-play-more

ガイドラインによると、2歳から4歳の幼児には一時間以上の使用をやめさせること、そして一歳児には絶対に画面を見せないという内容が掲載されています。また座った姿勢で画面を見ること、適切な運動量を常に保つことも大事だということです。これらは育児をしている保護者側からすると、かなり厳しい条件ではないでしょうか。

 

「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」のスマホ育児に関する調査によると、1歳児の41.8%、2歳児の56.0%、4歳児の62.5%がスマホを使用しているということが把握できます。これは総務省で行われた調査報告書を上回る数値で、多数の保護者が育児をする際にスマートフォンを利用していることが分かります。いくら教育関連の内容を見せているとしても、子供の健康や思考力には悪影響を及ぼす危険があるのです。子供がスマホの画面を見ているとき、前頭前野への血流が下がり、これが脳の発達を妨げることになります。そして使用時間を増やすごとに、子供たちの学習能力や思考力に影響を及ぼす可能性が高くなるでしょう。

 

 

 

現実的に保護者側から使用時間を完璧に管理し、子供たちをコントロールすることは可能なのでしょうか。保護者側もスマホを子供に使わせるとおとなしくなるので、わかってはいてもルールとして決めた時間より多く子供に見せてしまいがちです。WHOのガイドラインはあくまでも使用時間に対する目安を示しただけであって、コンテンツの内容に関する言及はありません。ですから、これに対しAP通信は、不十分な指摘ではないかと批判しています。子供にスマートフォンが及ぼす危険性は、長時間の使用による健康面にもありますが、さらに、学習や思考回路の発達の妨げとなることにも注意が必要です。

 

子供への悪影響を減らすために、保護者が子供のスマホ用状況を確認の上、きちんと制限する必要があります。画面を見ていると、あっという間に何時間も過ぎてしまうことがあります。育児をしながら、保護者自身もスマートフォンから目を離せなくなってしまったり、子供を泣き止ませるツールとして使っている場合も多いので、一切利用を中止することは不可能に近いでしょう。しかし、うまく活用し、メリットを生かせば悪い点だけではありません。子どもに不要な情報はブロックし、使用時間を制限しながら有効に使うためのルールを決めてみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

ブログトップに戻る