いまや私たちの生活になくてはならないスマートフォン。 NTTドコモのモバイル社会研究所が実施した調査によると、15~79歳におけるスマートフォンの所有率は94.0%にのぼり、国民のほとんどがスマートフォンを所有しているという実態が明らかになりました。
また、同研究所が行った別の調査では、小1~小3の低学年で16%、小4~小6の高学年で37%、中学生では76%の子どもがスマートフォンを所有していると回答しています。
この数字は子どもが自分専用で所有している割合であり、「親の端末を使用する」といった利用率で見ると、小学生でも約半数がスマートフォンを使用しているという結果になっています。これらの調査結果が示すように、現在では大人だけではなく子どもにとってもスマートフォンは身近なものになっていると言えるでしょう。
1.YouTube動画の見過ぎによる「スクリーン依存」
このように子どもがスマートフォンを使用することが当たり前になってくると、親として気になるのは「どのくらい使わせてもよいか」という点ではないでしょうか。特に、最近ではYouTube動画の見過ぎによる「スクリーン依存」などの問題がメディアでも取り上げられており、気になっている方も多いと思います。
一昔前は「テレビっ子」という言葉がよく使われていましたが、いまはテレビ離れが叫ばれる一方で、YouTubeなどの動画コンテンツは日々新しいものが投稿されています。好きな番組の放送を待たなくてはならないテレビと違い、YouTube動画は検索すればいくらでも興味のあるものが見つけられ、終わりがありません。このような環境下においては、YouTube動画の見過ぎによるスクリーン依存は容易に起こり、その依存度も高くなりがちであると言えます。
2.スクリーン依存度を計測してみましょう
もし、「うちの子もスクリーン依存かも」と心配であれば、チェックリストで確認してみることをおすすめします。ミシガン中央大学の Sarah E. Domoff博士を中心とした研究チームは、4~11歳の子どもを持つ親を対象に「問題のあるメディア使用対策」に関する研究を行い、子どものスクリーン依存度を計測するためのチェックリストを開発しました。このチェックリストには、27項目からなる「フルスケール」とその中から9項目を抜粋した「ショートフォーム」があり、ここではショートフォームをご紹介します。
【子どものスクリーン依存度チェック】
- 子どもにとって、スクリーンメディアの利用をやめることは難しい。
- 子どものモチベーションが上がるのは、スクリーンメディアだけだ。
- 子どもはスクリーンメディアのことばかり考えているようだ。
- 子どものスクリーンメディアの使用は、家族の活動を妨害している。
- 子どものスクリーンメディア使用により、家族に問題が生じている。
- 子どもはスクリーンメディアを使えないとイライラする。
- 子どもがスクリーンメディアを使いたがる時間がどんどん長くなっている。
- 子どもが隠れてこっそりスクリーンメディアを使っている。
- 子どもは、嫌なことがあった時に気分を和らげてくれるのはスクリーンメディアだけだと感じているようだ。
この9つの質問に「1点:まったくない」から「5点:常に該当する」の5段階で回答してみてください。何点以上になるとスクリーン依存症であるという明確な基準は設定されていませんが、合計点が高いほどスクリーンへの依存度が高いという相関関係が立証されています。そのため、3~5点の項目が多い場合は、現状を見直したほうがよいかもしれません。
3.子どもにはスマートフォンを使わせないほうがいい?
これだけを聞くと、「そもそも子どもにスマートフォンを使わせなければ、スクリーン依存の心配もないのではないか」と思ってしまうかもしれません。しかし、子どものころからスマートフォンを使用することには良い側面もあります。スマートフォンの利点として、子どもたちが世界を探求し、新しいことを学ぶ機会が得られることがあげられます。また、友人や家族と簡単に連絡を取り合えることで、コミュニケーションや社会化の手段としても役立ちます。
また、幼少期は子どもにYouTube動画を見せている間に家事を済ませたり、食事を取ったり、あるいはお茶を飲んで一息ついたりと、スマートフォンやYouTube動画は子育ての強い味方でもあります。束の間子育てから離れ、心身の休息を得ることができるという親にとってのメリットもあります。
「子どもがスマートフォンを使うことをどの程度許可するか」や「いつからスマートフォンを持たせるか」については、年齢や成熟度、家庭環境、使用目的や方法などによって異なります。いずれにしても最も大切なのは、親が適切な管理を行うことでスマートフォンのメリットを活かしつつ、子どもたちが接するリスクを最小限に抑えることであると言えるでしょう。
4.「スマモリTV」で安心・安全な動画視聴を
スマモリでは、子どもが安全にYouTube動画を楽しめるように保護者が視聴時間やコンテンツを管理できるアプリ「スマモリTV」を公開しています。デフォルトで登録されている動画チャンネルに加えて、見たい動画チャンネルを検索し追加することができます。また、細かく分けられた年齢別お勧め動画チャンネルから目的に合った動画を視聴することができる「グループ機能」もこの度新たに追加しました。
まとめ
便利なスマートフォンを一度手にしてしまった私たちは、もはやスマートフォンが登場する前の世界に戻ることはできません。子どもたちもいつかは必ず手にする時がやってきます。親である私たちがすべきことは、子どもをスマートフォンから遠ざけることではなく、その適切な利用方法を教えることです。子どもたちがスマートフォンを安全に利用し、私たちが子どものころには体験できなかった素晴らしい世界に出会えるように、この機会にスマートフォンの適切な利用方法について考えてみてはいかがでしょうか。
▼スマモリTVダウンロードはこちらから
android
iOS
▼お子様が上手にスマホを使えるようサポートできるアプリ「スマモリ」
スマモリ機能
▼無料トライアル実施中
無料トライアル!
いまや私たちの生活になくてはならないスマートフォン。 NTTドコモのモバイル社会研究所が実施した調査によると、15~79歳におけるスマートフォンの所有率は94.0%にのぼり、国民のほとんどがスマートフォンを所有しているという実態が明らかになりました。
また、同研究所が行った別の調査では、小1~小3の低学年で16%、小4~小6の高学年で37%、中学生では76%の子どもがスマートフォンを所有していると回答しています。
この数字は子どもが自分専用で所有している割合であり、「親の端末を使用する」といった利用率で見ると、小学生でも約半数がスマートフォンを使用しているという結果になっています。これらの調査結果が示すように、現在では大人だけではなく子どもにとってもスマートフォンは身近なものになっていると言えるでしょう。
1.YouTube動画の見過ぎによる「スクリーン依存」
このように子どもがスマートフォンを使用することが当たり前になってくると、親として気になるのは「どのくらい使わせてもよいか」という点ではないでしょうか。特に、最近ではYouTube動画の見過ぎによる「スクリーン依存」などの問題がメディアでも取り上げられており、気になっている方も多いと思います。
一昔前は「テレビっ子」という言葉がよく使われていましたが、いまはテレビ離れが叫ばれる一方で、YouTubeなどの動画コンテンツは日々新しいものが投稿されています。好きな番組の放送を待たなくてはならないテレビと違い、YouTube動画は検索すればいくらでも興味のあるものが見つけられ、終わりがありません。このような環境下においては、YouTube動画の見過ぎによるスクリーン依存は容易に起こり、その依存度も高くなりがちであると言えます。
2.スクリーン依存度を計測してみましょう
もし、「うちの子もスクリーン依存かも」と心配であれば、チェックリストで確認してみることをおすすめします。ミシガン中央大学の Sarah E. Domoff博士を中心とした研究チームは、4~11歳の子どもを持つ親を対象に「問題のあるメディア使用対策」に関する研究を行い、子どものスクリーン依存度を計測するためのチェックリストを開発しました。このチェックリストには、27項目からなる「フルスケール」とその中から9項目を抜粋した「ショートフォーム」があり、ここではショートフォームをご紹介します。
【子どものスクリーン依存度チェック】
この9つの質問に「1点:まったくない」から「5点:常に該当する」の5段階で回答してみてください。何点以上になるとスクリーン依存症であるという明確な基準は設定されていませんが、合計点が高いほどスクリーンへの依存度が高いという相関関係が立証されています。そのため、3~5点の項目が多い場合は、現状を見直したほうがよいかもしれません。
3.子どもにはスマートフォンを使わせないほうがいい?
これだけを聞くと、「そもそも子どもにスマートフォンを使わせなければ、スクリーン依存の心配もないのではないか」と思ってしまうかもしれません。しかし、子どものころからスマートフォンを使用することには良い側面もあります。スマートフォンの利点として、子どもたちが世界を探求し、新しいことを学ぶ機会が得られることがあげられます。また、友人や家族と簡単に連絡を取り合えることで、コミュニケーションや社会化の手段としても役立ちます。
また、幼少期は子どもにYouTube動画を見せている間に家事を済ませたり、食事を取ったり、あるいはお茶を飲んで一息ついたりと、スマートフォンやYouTube動画は子育ての強い味方でもあります。束の間子育てから離れ、心身の休息を得ることができるという親にとってのメリットもあります。
「子どもがスマートフォンを使うことをどの程度許可するか」や「いつからスマートフォンを持たせるか」については、年齢や成熟度、家庭環境、使用目的や方法などによって異なります。いずれにしても最も大切なのは、親が適切な管理を行うことでスマートフォンのメリットを活かしつつ、子どもたちが接するリスクを最小限に抑えることであると言えるでしょう。
4.「スマモリTV」で安心・安全な動画視聴を
スマモリでは、子どもが安全にYouTube動画を楽しめるように保護者が視聴時間やコンテンツを管理できるアプリ「スマモリTV」を公開しています。デフォルトで登録されている動画チャンネルに加えて、見たい動画チャンネルを検索し追加することができます。また、細かく分けられた年齢別お勧め動画チャンネルから目的に合った動画を視聴することができる「グループ機能」もこの度新たに追加しました。
まとめ
便利なスマートフォンを一度手にしてしまった私たちは、もはやスマートフォンが登場する前の世界に戻ることはできません。子どもたちもいつかは必ず手にする時がやってきます。親である私たちがすべきことは、子どもをスマートフォンから遠ざけることではなく、その適切な利用方法を教えることです。子どもたちがスマートフォンを安全に利用し、私たちが子どものころには体験できなかった素晴らしい世界に出会えるように、この機会にスマートフォンの適切な利用方法について考えてみてはいかがでしょうか。
▼スマモリTVダウンロードはこちらから
android
iOS
▼お子様が上手にスマホを使えるようサポートできるアプリ「スマモリ」
スマモリ機能
▼無料トライアル実施中
無料トライアル!