「子どもがYoutubeを見てるけど、変なチャンネルじゃないか不安……」
「安心して子どもに動画を見せられるアプリが欲しい!」
そんな悩みを抱えていませんか。
確かに、YouTubeは忙しい家事・育児の合間にどうしても休憩したい時に見せると、子どもが大人しくなってとても助かるツールですよね。一方で、子ども向けと見せかけて中身は暴力性や残虐性、性的な要素などが含まれる「エルサゲート」と呼ばれる動画が横行しており、心配だというお気持ちはとてもよく分かります。
そんな時に役に立つのが、子どものYouTube視聴を管理するアプリです。そこでこの記事では、YouTubeキッズとスマモリTVという2つの視聴管理アプリを取り上げ、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説します。
1.YouTubeキッズとは?
まず、YouTubeが公式に提供しているアプリ「YouTubeキッズ」について紹介します。
1-1.子ども向けの公式YouTube視聴アプリ
YouTubeキッズは、サイトが公式に開発した子ども向けのYouTube視聴アプリです。メニューはポップにアレンジされており、使える機能も子ども向けに最適化されているため、安心して見られるのが特徴です。
ユーザーインターフェースも直感的な操作が可能で、小さな子どもでも楽に触れる上、アプリの起動時や画面遷移ではアニメーションが流れるなど、楽しげな演出が施されています。
動画コンテンツはフィルタリング機能が備わり、子どもに見せたくないものは非表示にできます。子どもの人数に合わせて最大8つまでプロフィールを作成でき、コンテンツ設定の使い分けが可能です。
YouTubeキッズはブラウザ版も提供され、コンテンツの承認といった細かな管理はできないものの、PCユーザーでも利用できます。なお、YouTubeキッズの利用には、保護者のGoogleアカウントが必要です
1-2.4段階で動画コンテンツをコントロール
YouTubeキッズは、子どもが不適切な動画を視聴しないよう4段階のコンテンツ設定を用意しており、子どものプロフィールごとに選択できます。
▼コンテンツ設定
・未就学児向け(4歳以下)
・小学校低学年向け(5〜8歳)
・小学校高学年向け(9〜12歳)
・保護者が許可したコンテンツ(8歳以下)
子どものプロフィールに設定したコンテンツ設定によって、YouTube上の膨大な動画の中から、それぞれの年齢に基づいたふさわしいコンテンツが自動で表示されます。8歳以下のプロフィールでは「保護者が許可したコンテンツ」という設定も選択でき、視聴コンテンツを完全にコントロール可能です。
1-3.カテゴリーに沿った動画が自動で表示
アプリを立ち上げると、カテゴリーに沿ったバラエティ豊かな動画が自動で表示され、ワンタップですぐに再生されます。アプリで利用できるメニューは、次の通りです。
▼利用できるメニュー
・アニメ・ドラマ
・おんがく
・まなぶ
・はっけん
・ゲーム(小学校高学年向のみ)
・見てもいいどうが(保護者が許可したコンテンツのみ)
それぞれのメニューをタップすると、エンターテイメント系を中心としたコンテンツが動画ごとに表示されます。その他、キーワード検索で登録以外の動画を探せますが、保護者の判断で検索機能はロックできます。さらにアプリを使っていくと、過去に見た動画を再視聴する「もういちど見る」や、視聴履歴に合わせて自動で表示される「おすすめ」もメニューに追加されていきます。
1-4.タイマーで見過ぎを防止
YouTubeキッズには、タイマー機能が備わっています。
タイマーは1分〜60分まで1分単位で設定できるため、外出前の支度時や料理中のみなど、さまざまなシチュエーションでの制限が可能です。なお、制限時間を超えるとアプリ自体がロックされ、動画が視聴できないようになります。
2.スマモリTVとは?
次に「スマモリTV」について、アプリの機能などを紹介しましょう。
2-1.アカウントなしで使える、子ども向け国産YouTube視聴アプリ
スマモリTVは、株式会社JIRAN JAPANが提供する、国産YouTube視聴アプリです。同社は、豊富なフィルタリング機能と保護者専用見守り機能などを備えた、子どもスマホ使用管理アプリ「スマモリ」を運営し、子どものスマホデビューをサポート。スマホ依存やSNSトラブル、ネットいじめなどを未然に防ぐ取り組みを行っています。
無料で提供されるスマモリTVは、スマモリとは独立したアプリです。ポップで分かりやすく構成されたアプリ画面は、子どもでも直感的に操作可能。スマモリTV単体であればアカウントの作成は不要で、ログインすることなくアプリの機能をフルに使えます。
登録されているコンテンツは教育系のものが多い上に、子どもが好きなチャンネルを追加することもできます。視聴したチャンネルの中で不適切なものがあれば、保護者専用メニューでブロックも可能です。日本の企業が開発したアプリですので、サポートも安心です。
2-2.あらかじめ登録されている動画コンテンツ
スマモリTVでは、親が子どもに見せたい教育コンテンツを中心に、あらかじめ厳選したYouTube上の動画コンテンツが登録されています。ホーム画面に登録されているメニューは年齢別に異なり、それぞれ次の通りです。
▼幼児(3〜9歳)
・えほん
・どうよう
・えいごをまなぼう!
・キャラクター
・キッズチャンネル
・私のチャンネル
▼学生(9歳以上)
・じっけん・自由研究
・料理
・学習・勉強
・英語
・その他
・私のチャンネル
それぞれのメニューでは、主に教育系のコンテンツがチャンネルごとに表示され、タップすると先頭に登録された動画から自動で再生されていきます。なお「私のチャンネル」には、好きなYouTubeチャンネルを検索した上で登録できるため、お気に入りのコンテンツをいつでも簡単に視聴できます。
2-3.【New】年齢別のおすすめ動画を表示する「グループ機能」
2023年3月からは、細かく分けられた年齢別のおすすめ動画チャンネルから、子どもに合うチャンネルを視聴できる「グループ機能」の提供もスタートしました。
画面左上の「グループ検索」をタップすると4つに分けられた年齢層のメニューが表示され、選択すると子どもの年齢によりマッチした動画が自動で視聴できるようになりました。また、自分で作った動画再生リストをユーザー同士で共有できる「配信機能」も追加されました。選択できる動画のバリエーションが、より一層豊富になっています。
2-4.タイマー機能で視聴をコントロール
4桁のパスワードを入力すると入れる保護者専用メニューでは、その日と週間平均の視聴時間や子どもの年齢選択と合わせて、タイマー機能が提供されています。
タイマーは「なし」「30分」「1時間」「3時間」の4つから選択可能です。なお、保護者専用メニューでは、子どもが動画を任意に選択できないようにした上でランダムに再生するモードも用意されています。
3. YouTubeキッズのメリット
ここからは、2つのアプリを比較した上での、それぞれのメリットを解説しましょう。まずはYouTubeキッズのメリットです。
3-1.無料で使える
YouTubeキッズの1つ目のメリットは、大人用のYouTubeアプリと同様に無料で使えることです。
きめ細やかなタイマー機能や子どもごとのプロフィール機能も、全て料金なしで使えます。ただし、アプリの使用には保護者のGoogleアカウントが必要となり、使える状態にして子どもに手渡すまでには複数の入力事項があります。
3-2.子どもごとにプロフィールを設定できる
2つ目のメリットは、子どもごとにプロフィールを設定できることです。
プロフィールは子ども1人ずつに与えられ、それぞれに前述のコンテンツ設定をセットできます。設定したプロフィールは、アプリを立ち上げた際に選択可能です。
プロフィールは、アプリを使用中でも左上のアイコンをタップして切り替えられます。なお、子どものプロフィールを追加するには、その都度Googleアカウントへのログインが必要です。
3-3.年齢に合わせて動画ごとに表示される
3つ目のメリットは、年齢に合わせて自動でコンテンツが表示されることです。
各カテゴリーごとに自動でおすすめ動画が配信され、コンテンツ自体もバラエティに富んでいるため、子どもは飽きにくいでしょう。一方で、コンテンツはチャンネルごとではなく動画ごとに表示されるため、使いにくいと感じるシーンが多くあります。
また、コンテンツの制限は自動で行われており、人がチェックしているわけではありません。そのため、まれに子どもにとって不適切な動画が再生される可能性があります。さらに、YouTubeキッズのブロック機能は動画ごとで、チャンネル全体での非表示はできません。
3-4.1分単位でタイマーを設定できる
4つ目は、きめ細やかなタイマー設定ができることです。
タイマーは1分単位で設定できるため、親が外出前の準備時間だけ子どもを大人しくさせられるなど、工夫次第で便利に使えます。
ただし、タイマーの残り時間は視覚的に表示されず、何の前触れもなくいきなりアプリがロックしてしまうのが難点です。子どもによっては不快に思い、劣化のごとく怒ったり泣きわめいたりしてしまうかもしれません。
4.スマモリTVのメリット
次に、スマモリTVのメリットについて見ていきましょう。
4-1.ログインなし、無料で使える!
スマモリTVの1つ目のメリットは、ログインなしでも無料で使えることです。
面倒な会員登録は不要で、最低限必要な設定は「保護者の管理者パスワード」のみ。誰でもダウンロードでき、最短で2~3分ほどで利用可能となります。
子どもスマホ使用管理アプリの「スマモリ」は有料サービスですので誤解しがちですが、スマモリTVはスマモリとは別のアプリです。iPhoneはApp Store、AndroidスマホはGoogle Playから「スマモリTV」で検索してダウンロードするだけで、簡単に利用できます。
4-2.無料でも、フィルタリングもモニタリングも可能
2つ目のメリットは、無料で利用していてもフィルタリングやモニタリングが無料ということです。
4桁のパスワードで入れる保護者専用メニューでは、日々の視聴時間に加えて一週間の平均値がグラフで視覚的に把握できます。過去の視聴時間も日ごとに遡れるため、子どもがどれだけ視聴しているのか一目で分かります。
また「視聴履歴」機能も備わっており、どの動画を何分見たのかを簡単にチェックできます。YouTubeキッズにも視聴履歴機能が提供されていますが、子ども向けとしてあり、保護者の管理機能としてはスマモリTVの方が優れています。不適切な動画のブロックも、チャンネルごとに可能です。
4-3.チャンネルごとに表示され、使いやすい
3つ目のメリットは、スマモリTVはチャンネルごとに表示されることです。
YouTubeキッズは動画ごとにコンテンツが表示されるため、子どもが思った通りに好きな動画へたどり着けないということがあるでしょう。
スマモリTVでは、コンテンツはチャンネルごとに登録されているため、お気に入りの動画をすぐに再生できます。2023年3月に追加された「グループ機能」によって、視聴可能な動画がさらに広がりました。
4-4.好きなチャンネルを登録できる
4つ目は、好きなチャンネルを登録できるということです。
スマモリTVでは「私のチャンネル」というメニューがあり、YouTube上のチャンネルを検索して追加できる機能が備わっています。あらかじめ登録されているチャンネルが飽きてしまった場合でも、Nintendo公式チャンネルやサンサンキッズTVなど、子どもに人気のあるチャンネルを登録しておくことで、お気に入りのコンテンツへ簡単にアクセスできるようになります。
これは、YouTubeキッズには備わっていない、スマモリTVだけのオリジナル機能です。
4-5.保護者専用メニューの設定がシンプル
5つ目は、保護者専用メニューがシンプルに提供されていることです。
メニューには4桁のパスワードがかかっており、保護者だけがアクセスできます。前述した視聴時間のグラフやタイマー、動画が選択できなくなるランダム再生のモードなどをこちらから設定します。
特筆すべきは、年齢の選択メニューです。スマモリTVでは、プロフィールを作らなくてもアプリ単体で「幼児」「学生」の設定がワンタップで簡単に変更できます。プロフィールを作らないと年齢の設定ができないYouTubeキッズと違い、保護者専用メニューがシンプルに運用できる点もスマモリTVの強みでしょう。
4-6.保護者専用メニューの設定がシンプル
6つ目は、タイマーの残り時間が視覚的に表示されることです。
スマモリTVでは、タイマーを設定した上でコンテンツを再生すると、再生中の動画とチャンネルに登録されている動画リストの間にロケットのアイコンが表示され、あとどれくらいの視聴時間が残っているのかが子どもでも一目で把握できます。何も表示されずいきなりアプリがロックされるYouTubeキッズとは異なり、子どもは残り時間を守りつつ有意義に動画を視聴できるでしょう。
4-7.スマモリとの連動が可能!
7つ目のメリットは、子どもスマホ使用管理アプリ「スマモリ」と機能を連動できることです。
スマモリは有償サービスではありますが、YouTubeだけではなくスマホ自体の使用時間や有害コンテンツの制限、利用状況のモリタリングが可能です。
また、子ども位置情報も確認できるため、簡単に家族の安全を守れます。こちらと連動すれば、スマモリ側の保護者専用メニューからYouTubeの視聴履歴やチャンネルブロックなどが一元管理できるようになるのです。
これによって、YouTube視聴のみならず、子どものスマホ利用がより安全になります。なおスマモリアプリとの連動は、保護者専用メニューからスマモリのIDとパスワードを入力するだけと簡単です。
まとめ
今回は、YouTubeキッズとスマモリTVという2つの視聴管理アプリを取り上げ、それぞれの特徴やメリットについて解説しました。子どもが安心してYouTubeを視聴できるアプリには、YouTubeキッズとスマモリTVの2つがあります。
おすすめは、無料で提供されており会員登録も不要という、国産アプリのスマモリTVです。ダウンロードして4桁の保護者専用パスワードを設定すれば、すぐに利用可能となります。これで安心して、子どもにYouTubeを利用させられますよ。
スマホの全ての機能を一元管理したい方は、有償の管理アプリ「スマモリ」の利用も検討してみてくださいね。
▼スマモリTVダウンロードはこちらから
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そんな悩みを抱えていませんか。
確かに、YouTubeは忙しい家事・育児の合間にどうしても休憩したい時に見せると、子どもが大人しくなってとても助かるツールですよね。一方で、子ども向けと見せかけて中身は暴力性や残虐性、性的な要素などが含まれる「エルサゲート」と呼ばれる動画が横行しており、心配だというお気持ちはとてもよく分かります。
そんな時に役に立つのが、子どものYouTube視聴を管理するアプリです。そこでこの記事では、YouTubeキッズとスマモリTVという2つの視聴管理アプリを取り上げ、それぞれの特徴やメリットについて詳しく解説します。
1.YouTubeキッズとは?
まず、YouTubeが公式に提供しているアプリ「YouTubeキッズ」について紹介します。
1-1.子ども向けの公式YouTube視聴アプリ
YouTubeキッズは、サイトが公式に開発した子ども向けのYouTube視聴アプリです。メニューはポップにアレンジされており、使える機能も子ども向けに最適化されているため、安心して見られるのが特徴です。
ユーザーインターフェースも直感的な操作が可能で、小さな子どもでも楽に触れる上、アプリの起動時や画面遷移ではアニメーションが流れるなど、楽しげな演出が施されています。
動画コンテンツはフィルタリング機能が備わり、子どもに見せたくないものは非表示にできます。子どもの人数に合わせて最大8つまでプロフィールを作成でき、コンテンツ設定の使い分けが可能です。
YouTubeキッズはブラウザ版も提供され、コンテンツの承認といった細かな管理はできないものの、PCユーザーでも利用できます。なお、YouTubeキッズの利用には、保護者のGoogleアカウントが必要です
1-2.4段階で動画コンテンツをコントロール
YouTubeキッズは、子どもが不適切な動画を視聴しないよう4段階のコンテンツ設定を用意しており、子どものプロフィールごとに選択できます。
▼コンテンツ設定
・未就学児向け(4歳以下)
・小学校低学年向け(5〜8歳)
・小学校高学年向け(9〜12歳)
・保護者が許可したコンテンツ(8歳以下)
子どものプロフィールに設定したコンテンツ設定によって、YouTube上の膨大な動画の中から、それぞれの年齢に基づいたふさわしいコンテンツが自動で表示されます。8歳以下のプロフィールでは「保護者が許可したコンテンツ」という設定も選択でき、視聴コンテンツを完全にコントロール可能です。
1-3.カテゴリーに沿った動画が自動で表示
アプリを立ち上げると、カテゴリーに沿ったバラエティ豊かな動画が自動で表示され、ワンタップですぐに再生されます。アプリで利用できるメニューは、次の通りです。
▼利用できるメニュー
・アニメ・ドラマ
・おんがく
・まなぶ
・はっけん
・ゲーム(小学校高学年向のみ)
・見てもいいどうが(保護者が許可したコンテンツのみ)
それぞれのメニューをタップすると、エンターテイメント系を中心としたコンテンツが動画ごとに表示されます。その他、キーワード検索で登録以外の動画を探せますが、保護者の判断で検索機能はロックできます。さらにアプリを使っていくと、過去に見た動画を再視聴する「もういちど見る」や、視聴履歴に合わせて自動で表示される「おすすめ」もメニューに追加されていきます。
1-4.タイマーで見過ぎを防止
YouTubeキッズには、タイマー機能が備わっています。
タイマーは1分〜60分まで1分単位で設定できるため、外出前の支度時や料理中のみなど、さまざまなシチュエーションでの制限が可能です。なお、制限時間を超えるとアプリ自体がロックされ、動画が視聴できないようになります。
2.スマモリTVとは?
次に「スマモリTV」について、アプリの機能などを紹介しましょう。
2-1.アカウントなしで使える、子ども向け国産YouTube視聴アプリ
スマモリTVは、株式会社JIRAN JAPANが提供する、国産YouTube視聴アプリです。同社は、豊富なフィルタリング機能と保護者専用見守り機能などを備えた、子どもスマホ使用管理アプリ「スマモリ」を運営し、子どものスマホデビューをサポート。スマホ依存やSNSトラブル、ネットいじめなどを未然に防ぐ取り組みを行っています。
無料で提供されるスマモリTVは、スマモリとは独立したアプリです。ポップで分かりやすく構成されたアプリ画面は、子どもでも直感的に操作可能。スマモリTV単体であればアカウントの作成は不要で、ログインすることなくアプリの機能をフルに使えます。
登録されているコンテンツは教育系のものが多い上に、子どもが好きなチャンネルを追加することもできます。視聴したチャンネルの中で不適切なものがあれば、保護者専用メニューでブロックも可能です。日本の企業が開発したアプリですので、サポートも安心です。
2-2.あらかじめ登録されている動画コンテンツ
スマモリTVでは、親が子どもに見せたい教育コンテンツを中心に、あらかじめ厳選したYouTube上の動画コンテンツが登録されています。ホーム画面に登録されているメニューは年齢別に異なり、それぞれ次の通りです。
▼幼児(3〜9歳)
・えほん
・どうよう
・えいごをまなぼう!
・キャラクター
・キッズチャンネル
・私のチャンネル
▼学生(9歳以上)
・じっけん・自由研究
・料理
・学習・勉強
・英語
・その他
・私のチャンネル
それぞれのメニューでは、主に教育系のコンテンツがチャンネルごとに表示され、タップすると先頭に登録された動画から自動で再生されていきます。なお「私のチャンネル」には、好きなYouTubeチャンネルを検索した上で登録できるため、お気に入りのコンテンツをいつでも簡単に視聴できます。
2-3.【New】年齢別のおすすめ動画を表示する「グループ機能」
2023年3月からは、細かく分けられた年齢別のおすすめ動画チャンネルから、子どもに合うチャンネルを視聴できる「グループ機能」の提供もスタートしました。
画面左上の「グループ検索」をタップすると4つに分けられた年齢層のメニューが表示され、選択すると子どもの年齢によりマッチした動画が自動で視聴できるようになりました。また、自分で作った動画再生リストをユーザー同士で共有できる「配信機能」も追加されました。選択できる動画のバリエーションが、より一層豊富になっています。
2-4.タイマー機能で視聴をコントロール
4桁のパスワードを入力すると入れる保護者専用メニューでは、その日と週間平均の視聴時間や子どもの年齢選択と合わせて、タイマー機能が提供されています。
タイマーは「なし」「30分」「1時間」「3時間」の4つから選択可能です。なお、保護者専用メニューでは、子どもが動画を任意に選択できないようにした上でランダムに再生するモードも用意されています。
3. YouTubeキッズのメリット
ここからは、2つのアプリを比較した上での、それぞれのメリットを解説しましょう。まずはYouTubeキッズのメリットです。
3-1.無料で使える
YouTubeキッズの1つ目のメリットは、大人用のYouTubeアプリと同様に無料で使えることです。
きめ細やかなタイマー機能や子どもごとのプロフィール機能も、全て料金なしで使えます。ただし、アプリの使用には保護者のGoogleアカウントが必要となり、使える状態にして子どもに手渡すまでには複数の入力事項があります。
3-2.子どもごとにプロフィールを設定できる
2つ目のメリットは、子どもごとにプロフィールを設定できることです。
プロフィールは子ども1人ずつに与えられ、それぞれに前述のコンテンツ設定をセットできます。設定したプロフィールは、アプリを立ち上げた際に選択可能です。
プロフィールは、アプリを使用中でも左上のアイコンをタップして切り替えられます。なお、子どものプロフィールを追加するには、その都度Googleアカウントへのログインが必要です。
3-3.年齢に合わせて動画ごとに表示される
3つ目のメリットは、年齢に合わせて自動でコンテンツが表示されることです。
各カテゴリーごとに自動でおすすめ動画が配信され、コンテンツ自体もバラエティに富んでいるため、子どもは飽きにくいでしょう。一方で、コンテンツはチャンネルごとではなく動画ごとに表示されるため、使いにくいと感じるシーンが多くあります。
また、コンテンツの制限は自動で行われており、人がチェックしているわけではありません。そのため、まれに子どもにとって不適切な動画が再生される可能性があります。さらに、YouTubeキッズのブロック機能は動画ごとで、チャンネル全体での非表示はできません。
3-4.1分単位でタイマーを設定できる
4つ目は、きめ細やかなタイマー設定ができることです。
タイマーは1分単位で設定できるため、親が外出前の準備時間だけ子どもを大人しくさせられるなど、工夫次第で便利に使えます。
ただし、タイマーの残り時間は視覚的に表示されず、何の前触れもなくいきなりアプリがロックしてしまうのが難点です。子どもによっては不快に思い、劣化のごとく怒ったり泣きわめいたりしてしまうかもしれません。
4.スマモリTVのメリット
次に、スマモリTVのメリットについて見ていきましょう。
4-1.ログインなし、無料で使える!
スマモリTVの1つ目のメリットは、ログインなしでも無料で使えることです。
面倒な会員登録は不要で、最低限必要な設定は「保護者の管理者パスワード」のみ。誰でもダウンロードでき、最短で2~3分ほどで利用可能となります。
子どもスマホ使用管理アプリの「スマモリ」は有料サービスですので誤解しがちですが、スマモリTVはスマモリとは別のアプリです。iPhoneはApp Store、AndroidスマホはGoogle Playから「スマモリTV」で検索してダウンロードするだけで、簡単に利用できます。
4-2.無料でも、フィルタリングもモニタリングも可能
2つ目のメリットは、無料で利用していてもフィルタリングやモニタリングが無料ということです。
4桁のパスワードで入れる保護者専用メニューでは、日々の視聴時間に加えて一週間の平均値がグラフで視覚的に把握できます。過去の視聴時間も日ごとに遡れるため、子どもがどれだけ視聴しているのか一目で分かります。
また「視聴履歴」機能も備わっており、どの動画を何分見たのかを簡単にチェックできます。YouTubeキッズにも視聴履歴機能が提供されていますが、子ども向けとしてあり、保護者の管理機能としてはスマモリTVの方が優れています。不適切な動画のブロックも、チャンネルごとに可能です。
4-3.チャンネルごとに表示され、使いやすい
3つ目のメリットは、スマモリTVはチャンネルごとに表示されることです。
YouTubeキッズは動画ごとにコンテンツが表示されるため、子どもが思った通りに好きな動画へたどり着けないということがあるでしょう。
スマモリTVでは、コンテンツはチャンネルごとに登録されているため、お気に入りの動画をすぐに再生できます。2023年3月に追加された「グループ機能」によって、視聴可能な動画がさらに広がりました。
4-4.好きなチャンネルを登録できる
4つ目は、好きなチャンネルを登録できるということです。
スマモリTVでは「私のチャンネル」というメニューがあり、YouTube上のチャンネルを検索して追加できる機能が備わっています。あらかじめ登録されているチャンネルが飽きてしまった場合でも、Nintendo公式チャンネルやサンサンキッズTVなど、子どもに人気のあるチャンネルを登録しておくことで、お気に入りのコンテンツへ簡単にアクセスできるようになります。
これは、YouTubeキッズには備わっていない、スマモリTVだけのオリジナル機能です。
4-5.保護者専用メニューの設定がシンプル
5つ目は、保護者専用メニューがシンプルに提供されていることです。
メニューには4桁のパスワードがかかっており、保護者だけがアクセスできます。前述した視聴時間のグラフやタイマー、動画が選択できなくなるランダム再生のモードなどをこちらから設定します。
特筆すべきは、年齢の選択メニューです。スマモリTVでは、プロフィールを作らなくてもアプリ単体で「幼児」「学生」の設定がワンタップで簡単に変更できます。プロフィールを作らないと年齢の設定ができないYouTubeキッズと違い、保護者専用メニューがシンプルに運用できる点もスマモリTVの強みでしょう。
4-6.保護者専用メニューの設定がシンプル
6つ目は、タイマーの残り時間が視覚的に表示されることです。
スマモリTVでは、タイマーを設定した上でコンテンツを再生すると、再生中の動画とチャンネルに登録されている動画リストの間にロケットのアイコンが表示され、あとどれくらいの視聴時間が残っているのかが子どもでも一目で把握できます。何も表示されずいきなりアプリがロックされるYouTubeキッズとは異なり、子どもは残り時間を守りつつ有意義に動画を視聴できるでしょう。
4-7.スマモリとの連動が可能!
7つ目のメリットは、子どもスマホ使用管理アプリ「スマモリ」と機能を連動できることです。
スマモリは有償サービスではありますが、YouTubeだけではなくスマホ自体の使用時間や有害コンテンツの制限、利用状況のモリタリングが可能です。
また、子ども位置情報も確認できるため、簡単に家族の安全を守れます。こちらと連動すれば、スマモリ側の保護者専用メニューからYouTubeの視聴履歴やチャンネルブロックなどが一元管理できるようになるのです。
これによって、YouTube視聴のみならず、子どものスマホ利用がより安全になります。なおスマモリアプリとの連動は、保護者専用メニューからスマモリのIDとパスワードを入力するだけと簡単です。
まとめ
今回は、YouTubeキッズとスマモリTVという2つの視聴管理アプリを取り上げ、それぞれの特徴やメリットについて解説しました。子どもが安心してYouTubeを視聴できるアプリには、YouTubeキッズとスマモリTVの2つがあります。
おすすめは、無料で提供されており会員登録も不要という、国産アプリのスマモリTVです。ダウンロードして4桁の保護者専用パスワードを設定すれば、すぐに利用可能となります。これで安心して、子どもにYouTubeを利用させられますよ。
スマホの全ての機能を一元管理したい方は、有償の管理アプリ「スマモリ」の利用も検討してみてくださいね。
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