
スマホに付着している雑菌について考えてみたことはあるでしょうか?いつも触っている液晶画面や本体がもしも雑菌だらけだとしたら……これは子供の健康にも関わる問題です。今回はスマホにおける雑菌の問題と除菌方法について解説します。
スマホの雑菌はトイレの18倍!?
「スマホはトイレよりも圧倒的に汚い」ということが一時期、話題になったのをご存知でしょうか?調べてみるとこれはイギリスの研究者が、スマートフォンに限らず携帯電話には便器の18倍以上の細菌を付着していると報告した話がもとになっているようです。また、アメリカの携帯用抗菌ケースを販売している会社の調べによると、携帯電話には2.5平方センチメートル当たりで2万5127もの菌が付着していたとのことです。
いずれにしろ、スマホは指で操作するものなので、手についた雑菌がかなりの量、画面に付着するというのは納得できる話です。衛生状態のよくないところに置かれたスマホも雑菌の影響を受けるでしょう。さらに、スマホは使用中などに発熱するので表面の温度がほんのりと温かくなりやすく、手についた水分や皮脂もつきやすい環境にあります。これが雑菌にとって繁殖の温床になるというのです。そんなスマホを触ったあとに、同じ指でつまんだお菓子やおにぎり、サンドイッチなどを口に運んだら……あるいはスマホで長時間電話をしていたら……雑菌が口や鼻から体内に入る機会は、きっと少なくないでしょう。
インフルエンザ、ノロウイルス、大腸菌などの菌がスマホを介して伝染ることもあり得ます。ウイルスは飛沫感染をするので、咳やくしゃみをしたときに飛び散った飛沫がスマホについていることも十分考えられる話です。となれば子供たちへの影響も心配になってきます。
スマホの効果的な除菌方法は?
では、スマホから雑菌を取り除く効果的な方法はあるのでしょうか?以下、ポイントを挙げて説明しましょう。
◇クリーニングクロスを使用する
まず雑菌に対して効果的なのがクリーニングクロスです。スマホの液晶画面や本体を拭くときは必ずマイクロファイバーや極細繊維が使用されたクリーニングクロスを使うようにしてください。ティッシュを使って拭いても汚れを薄く引き延ばしているだけで終わってしまいますが、クリーニングクロスであれば軽く拭くだけで皮脂汚れや水分を取り去ることができます。抗菌タイプのクリーニングクロスもあります。ただ、クリーニングクロス自体が汚れてくると意味がないので、マメに洗うようにします。あるいは使い捨てタイプを使うのもいいでしょう。
◇クリーニングリキッドを使う
スマホやパソコン機器向けに、除菌・抗菌機能のあるクリーニングキットも売られています。液体タイプのクリーナーで、シュッとスプレーしてから専用クロスで拭き取ると液晶画面などがきれいになり、さらに除菌・抗菌コートを施してくれます。ただし、防水機能のないスマホに使う際には注意事項をよく読んで使用してください。iPhoneなど防水機能がない端末向けにはワックスタイプもあります。
◇消毒用アルコール、エタノールで殺菌
消毒用アルコールや消毒用エタノールを使うという人もいます。ドラッグストアなどで購入できる消毒用の液体で、もともと殺菌効果があるものなので雑菌にはストレートに効果があるはずです。使い方はクロスに染み込ませてスマホを拭くだけです。ただ、アルコール類は樹脂やゴムでできた部分に使うといたむこともあるので、自己責任で使用してください。
スマホの雑菌を退治するには意外にいろいろな方法があります。まずは一番簡単な方法である、クリーニングクロスで拭くことから行ってみてはいかがでしょうか。スマホを使用しているせいで病気に……なんてことにならないためにも、定期的にスマホの汚れを落とし、除菌をするように心掛けましょう。
スマホに付着している雑菌について考えてみたことはあるでしょうか?いつも触っている液晶画面や本体がもしも雑菌だらけだとしたら……これは子供の健康にも関わる問題です。今回はスマホにおける雑菌の問題と除菌方法について解説します。
スマホの雑菌はトイレの18倍!?
「スマホはトイレよりも圧倒的に汚い」ということが一時期、話題になったのをご存知でしょうか?調べてみるとこれはイギリスの研究者が、スマートフォンに限らず携帯電話には便器の18倍以上の細菌を付着していると報告した話がもとになっているようです。また、アメリカの携帯用抗菌ケースを販売している会社の調べによると、携帯電話には2.5平方センチメートル当たりで2万5127もの菌が付着していたとのことです。
いずれにしろ、スマホは指で操作するものなので、手についた雑菌がかなりの量、画面に付着するというのは納得できる話です。衛生状態のよくないところに置かれたスマホも雑菌の影響を受けるでしょう。さらに、スマホは使用中などに発熱するので表面の温度がほんのりと温かくなりやすく、手についた水分や皮脂もつきやすい環境にあります。これが雑菌にとって繁殖の温床になるというのです。そんなスマホを触ったあとに、同じ指でつまんだお菓子やおにぎり、サンドイッチなどを口に運んだら……あるいはスマホで長時間電話をしていたら……雑菌が口や鼻から体内に入る機会は、きっと少なくないでしょう。
インフルエンザ、ノロウイルス、大腸菌などの菌がスマホを介して伝染ることもあり得ます。ウイルスは飛沫感染をするので、咳やくしゃみをしたときに飛び散った飛沫がスマホについていることも十分考えられる話です。となれば子供たちへの影響も心配になってきます。
スマホの効果的な除菌方法は?
では、スマホから雑菌を取り除く効果的な方法はあるのでしょうか?以下、ポイントを挙げて説明しましょう。
◇クリーニングクロスを使用する
まず雑菌に対して効果的なのがクリーニングクロスです。スマホの液晶画面や本体を拭くときは必ずマイクロファイバーや極細繊維が使用されたクリーニングクロスを使うようにしてください。ティッシュを使って拭いても汚れを薄く引き延ばしているだけで終わってしまいますが、クリーニングクロスであれば軽く拭くだけで皮脂汚れや水分を取り去ることができます。抗菌タイプのクリーニングクロスもあります。ただ、クリーニングクロス自体が汚れてくると意味がないので、マメに洗うようにします。あるいは使い捨てタイプを使うのもいいでしょう。
◇クリーニングリキッドを使う
スマホやパソコン機器向けに、除菌・抗菌機能のあるクリーニングキットも売られています。液体タイプのクリーナーで、シュッとスプレーしてから専用クロスで拭き取ると液晶画面などがきれいになり、さらに除菌・抗菌コートを施してくれます。ただし、防水機能のないスマホに使う際には注意事項をよく読んで使用してください。iPhoneなど防水機能がない端末向けにはワックスタイプもあります。
◇消毒用アルコール、エタノールで殺菌
消毒用アルコールや消毒用エタノールを使うという人もいます。ドラッグストアなどで購入できる消毒用の液体で、もともと殺菌効果があるものなので雑菌にはストレートに効果があるはずです。使い方はクロスに染み込ませてスマホを拭くだけです。ただ、アルコール類は樹脂やゴムでできた部分に使うといたむこともあるので、自己責任で使用してください。
スマホの雑菌を退治するには意外にいろいろな方法があります。まずは一番簡単な方法である、クリーニングクロスで拭くことから行ってみてはいかがでしょうか。スマホを使用しているせいで病気に……なんてことにならないためにも、定期的にスマホの汚れを落とし、除菌をするように心掛けましょう。