大阪府教育庁は2月18日にこれまで許可していなかった公立小中学校での携帯電話(スマホを含む)の持ち込みを容認する方針を示しました。原則として全国の公立小中学校においてスマホなどを持ち込むことは禁じられていましたが、大阪北部地震以降、保護者は災害時に子供の安全を確保したいという意見が多数あり、持ち込みを認めるよう方針転換をしていました。 果たして学校にスマホを持ち込むことは、子供にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
災害時の子供の安全は?離れている場合にはわからない…
実際、大阪府では校内でスマホが鳴ったことで教員が生徒のスマホを没収したという出来事が相次ぎ、批判が殺到しました。これは大阪府在住のある学生がSNSに載せた投稿をはじめとして、災害時のスマホの取り扱いがに問題があるという意見が噴出し、投稿者は、「地震発生後に心配する家族からの電話の着信音が鳴ったという理由で、教員から携帯を没収された」と述べ、「学校は安全より校則が大事なのか」という疑問を持ったということです。またこのような状況が発生しないため、生徒の中では普段から地震速報の通知をオフにしているという投稿もありました。
このような緊急時に対応するために大阪府は以下のようなガイドラインを示しています。
◇スマホや携帯は、災害など、学校が許可した場合や、登下校中の緊急時のみ使用できる
◇登下校中や校内ではかばんの中に入れ、子供が管理する
◇教員の指示を従わずに使用した場合は教員が預かり、保護者に返却する
◇緊急時以外は保護者は子供のスマホに連絡しない
◇学校ではスマホなどの適切な使い方を指導する
つまり大阪府は緊急時のみ子供のスマホの使用を許可したということで、学業の妨げとなる場合は教員が制限することができるということです。でもこれで、少しは保護者方も安心できるのではないでしょうか。
このような大阪府の変化が全国へ広まるかはまだ未知の状態です。他地区の教育関係者は授業中に生徒がスマホを使ってしまうのではないかということを考慮し、慎重な態度を見せています。いくら普段はカバンの中にしまったとしても、まだしっかりとした判断力がない年頃の子供たちは授業中でもスマホでゲームをしたり、SNSでのやり取りをしてしまう恐れもあります。
このような事態は学校側が管理するとしても、100%防ぐことは不可能だと思われます。また校内では教員が生徒たちのスマホを預かるという案もありましたが、高価なスマホを紛失してしまったり、管理が大変になってしまうことも問題となるはずです。やはり、すべてを学校任せにするのではなく、家庭でも普段からスマホの適切な使用方法について教育し時には使用を制限をすることも大事でしょう。
しかし、そもそも保護者が子供と離れている時に使用を制限するのは難しいことです。子供は保護者から少しでも離れると、制限がなくなり自由にスマホを操作できるため普段よりも頻繁にスマホを使用したり、ときには危ないサイトに接続したりしてしまう危険があります。スマモリではこういった危険を避けるため、子供のスマホ使用状況や危険なサイトへのアクセスを止めるフィルタリング機能があります。保護者はスマモリの使用レポートを確認しながら、子供とルールを決めるなどができますので、適切なスマホ利用方法を教育するための有効なツールとなるでしょう。
大阪府教育庁は2月18日にこれまで許可していなかった公立小中学校での携帯電話(スマホを含む)の持ち込みを容認する方針を示しました。原則として全国の公立小中学校においてスマホなどを持ち込むことは禁じられていましたが、大阪北部地震以降、保護者は災害時に子供の安全を確保したいという意見が多数あり、持ち込みを認めるよう方針転換をしていました。 果たして学校にスマホを持ち込むことは、子供にどのような影響を及ぼすのでしょうか。
災害時の子供の安全は?離れている場合にはわからない…
実際、大阪府では校内でスマホが鳴ったことで教員が生徒のスマホを没収したという出来事が相次ぎ、批判が殺到しました。これは大阪府在住のある学生がSNSに載せた投稿をはじめとして、災害時のスマホの取り扱いがに問題があるという意見が噴出し、投稿者は、「地震発生後に心配する家族からの電話の着信音が鳴ったという理由で、教員から携帯を没収された」と述べ、「学校は安全より校則が大事なのか」という疑問を持ったということです。またこのような状況が発生しないため、生徒の中では普段から地震速報の通知をオフにしているという投稿もありました。
このような緊急時に対応するために大阪府は以下のようなガイドラインを示しています。
◇スマホや携帯は、災害など、学校が許可した場合や、登下校中の緊急時のみ使用できる
◇登下校中や校内ではかばんの中に入れ、子供が管理する
◇教員の指示を従わずに使用した場合は教員が預かり、保護者に返却する
◇緊急時以外は保護者は子供のスマホに連絡しない
◇学校ではスマホなどの適切な使い方を指導する
つまり大阪府は緊急時のみ子供のスマホの使用を許可したということで、学業の妨げとなる場合は教員が制限することができるということです。でもこれで、少しは保護者方も安心できるのではないでしょうか。
このような大阪府の変化が全国へ広まるかはまだ未知の状態です。他地区の教育関係者は授業中に生徒がスマホを使ってしまうのではないかということを考慮し、慎重な態度を見せています。いくら普段はカバンの中にしまったとしても、まだしっかりとした判断力がない年頃の子供たちは授業中でもスマホでゲームをしたり、SNSでのやり取りをしてしまう恐れもあります。
このような事態は学校側が管理するとしても、100%防ぐことは不可能だと思われます。また校内では教員が生徒たちのスマホを預かるという案もありましたが、高価なスマホを紛失してしまったり、管理が大変になってしまうことも問題となるはずです。やはり、すべてを学校任せにするのではなく、家庭でも普段からスマホの適切な使用方法について教育し時には使用を制限をすることも大事でしょう。
しかし、そもそも保護者が子供と離れている時に使用を制限するのは難しいことです。子供は保護者から少しでも離れると、制限がなくなり自由にスマホを操作できるため普段よりも頻繁にスマホを使用したり、ときには危ないサイトに接続したりしてしまう危険があります。スマモリではこういった危険を避けるため、子供のスマホ使用状況や危険なサイトへのアクセスを止めるフィルタリング機能があります。保護者はスマモリの使用レポートを確認しながら、子供とルールを決めるなどができますので、適切なスマホ利用方法を教育するための有効なツールとなるでしょう。