スマホを操作しているときに、指や手の付け根に痛みを感じたことはありませんか?もしこうした症状を日常的に感じているのなら、あなたは「スマホ腱鞘炎」になっているかもしれません。今回は、スマホ腱鞘炎の症状と、その対策についてご紹介します。
スマホを使いすぎると腱鞘炎になるって本当?
腱鞘炎とは、筋肉と連動している「腱」という部分に、過剰に負荷がかかることによって起こる症状。そして、スマホ腱鞘炎はスマホを長時間使用したり、片手だけでスマホを操作したりすることで、指の関節や腱に過剰の負荷がかかることが原因でなると言われています。
「ガラケーのときには起こらなかったのに……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホはガラケーに比べて文字の入力を親指のみで行う人が多いことから、動作がワンパターン化しやすいため、腱鞘炎になりやすいようです。
スマホ腱鞘炎によって起こる症状
スマホ腱鞘炎になると、どのような症状が出るのでしょうか。以下で、具体的な症状例をご説明します。
◇指の関節や付け根が痛む
スマホ腱鞘炎で比較的多く見られる症状のひとつが、指の関節や付け根に痛みを感じるということです。また、指の曲げ伸ばしがしにくくなったり、痛くて手を握ることができなくなったりすることもあると言われています。
◇手の平や指、前腕部などに、硬いしこりが見られる
関節に負荷がかかることで、手の平、指、前腕部などに、しこりが現れることがあります。このような症状が現れたら、スマホ腱鞘炎の可能性が高いと言えるでしょう。
スマホ腱鞘炎にならないための予防法
スマホ腱鞘炎にならないための予防法としては、以下のようなことが挙げられます。参考にしてみてください。
◇スマホの使用頻度を下げる
スマホ腱鞘炎の一番の原因は、指や手を酷使してしまうことにあります。まずはスマホ自体の使用頻度を減らし、指や手にかかる負担を減らしましょう。
◇片手だけで操作をしないようにする
スマホを片手だけで操作していると、通常の生活ではあまり使わない筋肉を、酷使してしまう恐れがあります。特に、大きな画面の機種の場合は、その負担が大きくなる傾向にあるようです。そのため、スマホはできるだけ両手で操作するよう心掛けましょう。
◇スマホを強く握らない
両手でスマホを操作しても、人によっては強く握りすぎてしまい、筋肉や腱に負担をかけてしまうことがあります。肩の力を抜いて力を入れずにスマホを握りましょう。力みやすい人は、スマホは握らずに手に乗せるようにして持つのが良いでしょう。
◇指の関節を冷やす
少しでも痛みを感じたら、痛みを感じた箇所を冷やしましょう。ただ、氷やアイスノンを直接当てると皮膚を痛めてしまうことがあります。タオルに包んで当てましょう。
通話ができたり、ゲームができたりなど、スマホにはさまざまな機能が詰まっていますが、過度に使用することでの弊害も、多々報告されています。たまにはスマホを使う手を休め、手を酷使しすぎないように気をつけることが大切です。すでにスマホ腱鞘炎の徴候が見られる方も、まだ何も起こっていないという人も、これを機に日々のスマホの使い方を改めて見直してみてはいかがでしょうか。
スマホを操作しているときに、指や手の付け根に痛みを感じたことはありませんか?もしこうした症状を日常的に感じているのなら、あなたは「スマホ腱鞘炎」になっているかもしれません。今回は、スマホ腱鞘炎の症状と、その対策についてご紹介します。
スマホを使いすぎると腱鞘炎になるって本当?
腱鞘炎とは、筋肉と連動している「腱」という部分に、過剰に負荷がかかることによって起こる症状。そして、スマホ腱鞘炎はスマホを長時間使用したり、片手だけでスマホを操作したりすることで、指の関節や腱に過剰の負荷がかかることが原因でなると言われています。
「ガラケーのときには起こらなかったのに……」という方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホはガラケーに比べて文字の入力を親指のみで行う人が多いことから、動作がワンパターン化しやすいため、腱鞘炎になりやすいようです。
スマホ腱鞘炎によって起こる症状
スマホ腱鞘炎になると、どのような症状が出るのでしょうか。以下で、具体的な症状例をご説明します。
◇指の関節や付け根が痛む
スマホ腱鞘炎で比較的多く見られる症状のひとつが、指の関節や付け根に痛みを感じるということです。また、指の曲げ伸ばしがしにくくなったり、痛くて手を握ることができなくなったりすることもあると言われています。
◇手の平や指、前腕部などに、硬いしこりが見られる
関節に負荷がかかることで、手の平、指、前腕部などに、しこりが現れることがあります。このような症状が現れたら、スマホ腱鞘炎の可能性が高いと言えるでしょう。
スマホ腱鞘炎にならないための予防法
スマホ腱鞘炎にならないための予防法としては、以下のようなことが挙げられます。参考にしてみてください。
◇スマホの使用頻度を下げる
スマホ腱鞘炎の一番の原因は、指や手を酷使してしまうことにあります。まずはスマホ自体の使用頻度を減らし、指や手にかかる負担を減らしましょう。
◇片手だけで操作をしないようにする
スマホを片手だけで操作していると、通常の生活ではあまり使わない筋肉を、酷使してしまう恐れがあります。特に、大きな画面の機種の場合は、その負担が大きくなる傾向にあるようです。そのため、スマホはできるだけ両手で操作するよう心掛けましょう。
◇スマホを強く握らない
両手でスマホを操作しても、人によっては強く握りすぎてしまい、筋肉や腱に負担をかけてしまうことがあります。肩の力を抜いて力を入れずにスマホを握りましょう。力みやすい人は、スマホは握らずに手に乗せるようにして持つのが良いでしょう。
◇指の関節を冷やす
少しでも痛みを感じたら、痛みを感じた箇所を冷やしましょう。ただ、氷やアイスノンを直接当てると皮膚を痛めてしまうことがあります。タオルに包んで当てましょう。
通話ができたり、ゲームができたりなど、スマホにはさまざまな機能が詰まっていますが、過度に使用することでの弊害も、多々報告されています。たまにはスマホを使う手を休め、手を酷使しすぎないように気をつけることが大切です。すでにスマホ腱鞘炎の徴候が見られる方も、まだ何も起こっていないという人も、これを機に日々のスマホの使い方を改めて見直してみてはいかがでしょうか。